こんにちは。プレインホームの平原しのぶです。
今回は前回お話した『上棟式』のお話の続きです。
S様邸では棟が上がり上棟式までの間に、突然の雨に困らないように、屋根工事・屋根の野地板の防水シート張り、外壁構造用合板(安心ボード)の張りつけまで完了しています。
今回はその後の工事の流れについてお話したいと思います。
家づくりの流れ①着工から基礎工事まで
家づくりの流れ②棟上げ・屋根・外壁
家づくりの流れ③上棟式
1.【サッシ取付け】
サッシや玄関ドアが設置されると現場の防犯面でも安心度が上がります。
この時点でサッシ類の取り付けを行うのは、木造の躯体にサッシ類を取り付けた後に防水シートなどをサッシの上にかぶせることで、雨じまいを確実にするためです。
2.【断熱材(内断熱)】
家の機密性能を大きく左右する断熱工事は、マイホームの快適さを左右するとても大切なポイントです。
当社では内壁内の断熱材はグラスウールを使用しています。
一般的には、この内側の断熱材のみで断熱工事が終了となる場合が多いと思いますが、当社ではエコサーム・W断熱工法を採用しているので内側の断熱工事の後、外側にももう一度断熱材を加える工事を行っています。
詳しくは後ほど4.エコサーム張り(外断熱)のところでお話したいと思います。
3.【外壁防水シート張り・防水検査】
外壁石膏ボード上、家全体を防水透湿シートでしっかり包みます。
防水処理が完了したら、第三者機関による防水検査が行われます。
木造住宅で一番恐れるのは『雨漏れ』です。
そのため、その原因になりそうな部分には神経質なくらい確認を行います。
職人さんも現場監督も、いつも誠実に仕事に取り組んでくれています。
それでも、気づかないうちに問題が隠れてしまっていることもあります。
そんな問題が見過ごされてしまわないように、専門の検査機関にしっかりとチェックを行ってもらいます!
4.【エコサーム張り(外断熱)】
内と外、Wで断熱材を入れることで、より機密断熱性能を高めることができます。
当社の外壁は耐久性の高いアクリルシリコン樹脂系塗壁材による、仕上げが一体となった外張り断熱システムの『エコサーム』を採用しています。
建物外壁に、エコサームボード(断熱材)を貼り付け
まずはベースモルタルを塗りこみます。
そして、建物のイメージを決める外壁仕上げには、左官職人の鏝技術による、上質さと温かみのある天然骨材の塗りを施します。
5.【フローリング張り】
外壁の施工と並行して内装の工事も進んでいきます。
室内では、1階・2階の無垢のフローリング張りが行われました。
6.【設備機器・階段の取付け】
次に、ユニットバス・トイレ・キッチンなどの設備機器の搬入・取付けが行われます。
そして、S様邸のシンボル的存在の『オープン階段』の取付も完了しました。
階段部分の吹き抜けから光を取り入れ、玄関や室内に広がりを持たせてくれるだけでなく、階段下を収納スペースとしても活用できる設計プランです。
ここまでで全体の工程の75%が完成した状態になります。
プレインホームでは、この時点で施主様にご協力いただき『75%完成見学会』を開催しています。
完成前の貴重な状態をご覧いただくだけではなく、実際に珊瑚の塗壁を石膏ボードに塗っていただく体験イベントも行っています!
今回はここまでにして、次回はプレインホームの見学会イベント『75%完成見学会』について、詳しくお話したいと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさま、次回も引き続きお付き合いいただけますと幸いです♪
平原 しのぶ
プレインホームのイベント・お問合せはコチラからどうぞ