いい家づくりには窓が大切!って本当?

180114-29-e1594347136129.jpg
こんにちは、PlainHomeの平原しのぶです☺︎

梅雨に入り毎日雨続きで、お家で過ごす時間が増えているのではないでしょうか?

今回はお家で過ごす時間をより快適にするための豆知識として、『 窓 』についてお話したいと思います!

『 窓 』は、家を建てた後で「ちょっと違うから変えたいなぁ」と思っても位置や大きさ、形状を変更することは困難です。
暮らしの中に、自然の光や熱、眺めを取り込むことは、窓でしかできないのに「とりあえず」で決めてしまってもいいのでしょうか?

そうです!『 窓 』は家をつくる上で間取りやデザインと同じくらい優先順位が高い重要な要素なんです。

皆様にはここで、なぜ『窓の優先順位』が高いのかを知っていただき、いい家づくりの第一歩を踏み出しいただければと思います。

【住まいの悩み】
3-e1594356989775.png


その多くは『 窓 』に関係するものでした。

住まいの不満について調べたアンケートによると、上位を占めているの項目はいずれも窓が原因のひとつとなっています。

家を建てる時に、きちんと考えて窓を選ばなかった結果、住み始めてからの悩みにつながってしまっているようです。

では、そんな『 窓 』に関係する住まいの悩みを解消するには具体的にどうすればいいか考えてみましょう。

【目次】
1.『室内でも冬は寒く夏は暑い』のお悩み解消は?
2.『光熱費が高い』のお悩み解消は?
3.『結露やカビ・ダニが心配』のお悩み解消は?

1.『室内でも冬は寒く夏は暑い』のお悩み解消は?
171212-44-e1594362810564.jpg
「室内を明るくするためにリビングに大きな窓を付けよう」と思われる方は多いと思います。
しかし、よく考えずにただ大きな窓を付けてしまうと『冬は寒く夏は暑い』ということがおきてしまいます。

どうしてでしょう?

それは、窓が家の中で一番熱の出入りが大きい場所だからです!

でも、だからこそ窓を上手に利用できれば『冬暖かく夏涼しい』快適な家を建てることができるのです。
図11.png
みなさんは、大きな掃き出しの窓(180㎝×200㎝)1枚からどれくらいの熱量を取り込むことができるかご存じですか?

実は、冬の南面であれば、電気ストーブ1000ワット1台分と同じくらいの熱量を取り込むことができるんです!
だから冬場を考えれば、窓に太陽光が当たることで昼間何もしなくても多くの熱を室内に取り込めむことができます。

では逆に夏場はどうでしょう?
冬場と同じように窓に太陽光が当たれば多くの熱が室内に入ってきてしまいますよね。
これって夏に室内で電気ストーブを焚いているのと同じことなんです。

では、どうすれば『冬暖かく夏涼しい』を実現できるのでしょう。

それには家の庇の長さが、大きくかかわってきます。
パッシブデザイン-768x389 (1).png
単純に庇を付ければいいというわけではありません。
窓の大きさや周りの建物も考慮して庇の長さを計算しなければいけません!

夏場は庇で太陽光を遮り、冬場は太陽の位置が低くなるので室内までしっかり太陽光を取り込む。
こうして、庇の長さを調節することで『冬暖かく夏涼しい』を実現することができるのです。

PlainHomeでは、パッシブデザインで建物のあり方に工夫して、庇の長さを計算することで、太陽の光、熱、といった『自然エネルギー』を最大限に活用しています。

さらに、事前に日照シュミレーションを行い、住む前に実際の日当たりを確認してもらうことで、住んでから寒い、暑い、暗いといったストレスを感じさせることもありません。

日照シミュレーションの例がこちらです▼▼▼
図16.png


2.『光熱費が高い』のお悩み解消は?
みなさんがお使いの家電製品の中で光熱費が高いものって何だと思いますか?
14-e1594373745772.png
1.冷蔵庫 14.2% 2.照明 13.4% 3.テレビ 8.9% 4.エアコン 7.4% が光熱費が高い順になっています。

この中の冷蔵庫・テレビは、設計や窓により節電をすることはできません。
ですが、照明やエアコンについては設計の段階で、窓の位置や庇の長さを計算することで大きく節電することができます。

照明は日照シミュレーションにより、事前に室内にどれぐらいの日当たりが望めるのかを確認し、必要であれば天窓や吹き抜けを付けることで、昼間の照明費を節電することができます。

エアコンについても、日照シミュレーションで窓からの熱流入を考えます。
また、庇の長さを調節することで『冬暖かく夏涼しい』を実現することができ冷暖房費を抑えることができます!
181217-L-31-e1594629539890.jpg

3.『結露やカビ・ダニが心配』のお悩み解消は?
結露が発生してしまうと、窓が水びたしになったり、カビ・ダニなどの原因になり、健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。

まず、どうして結露は発生してしまうのでしょう?

それは、水蒸気を多く含んだ暖かい空気が、冷たいものに当たって冷えることで水滴になり、結露が発生してしまうのです。

また、湿気は冷たい方へ引き寄せられていき、窓辺だけではなく、室内でも温度差があれば結露が発生してしまいます。

ただの水滴なら放っていけば乾きます。でも、結露のまわりは湿度が高いので、なかなか乾きません。

多湿な状態が続くと、カビが生えてしまいます。カビが生えると、それを食べるダニが増えます。

そうならないように、結露を防ぐことが大切です!
13-e1594893051186.png
では、どうすれば結露を防ぐことができるのか?

室内の水蒸気が少なければ絶対に結露はしないのですから、もちろんこまめに換気をすることも有効です!

また、石油ストーブやガスファンヒーターなどの開放型暖房器具を使用しない!
なぜなら、使用すると水分が発生するからです。

例えば、1リットルの灯油を燃やすと、1.13リットルの水が発生します。
冬場は、結露を発生させないためにも、暖房器具はエアコンをお勧めいたします!

それ以外にも、窓のサッシをアルミサッシではなく樹脂サッシにすることで防露性を高めることができます!

PlainHomeでも、窓をLIXILのSAMOS L(サーモスL)にすることで、室内側のサッシ部分は樹脂になり防露性を高め結露の発生を抑制しています!

このように、いい家づくりには窓がとても大切で、はじめにきちんと考えて取り付けなければ、その後の生活にも大きくかかわってきてしまうということが分かっていただけたかと思います☺︎

皆様には、健康で快適な生活ができるいい家づくりを始めて頂きたいと心から願っています。
皆様の家づくりの参考にしていただければ幸いです❁