コートハウスのメリットとデメリット【中庭のある家】

こんにちは。プレインホームの平田です。

今回は、前回の続編として【コートハウスのメリットとデメリット】についてお話しします。



目次
コートハウスのメリットとデメリット
【コートハウスのメリット】
1.周囲の視線を気にせずに生活できる
2.防犯面が良い
3.固定資産税を抑えることができる
4.子どもを安心して遊ばせられる
5.昼も夜も安心して窓が開けられる
6.光と風を取り込みやすい
7.実際の広さ以上の室内感覚が得られる
【コートハウスのデメリット】
1.建築費用が高くなる
2.家の中の動線が長くなる
3.窓が大きいため気密性が下がる
4.床面積が小さくなる
5.中庭に水が溜まりやすい
◎最後に


コートハウスのメリットとデメリット
180114-29-300x200.jpg
近頃、中庭のある家の人気が高まっています。

それは、どうしてでしょう?

近年、住宅に大きな敷地が取れない住宅地が増えています。特に都心部では、住宅が密集していて外からの視線が気になってしまうという背景が考えられます。

これは、中庭を作る大きなメリットになります。

しかし、メリットがある反面どうしてもデメリットも発生します。

まずは、どうして中庭を作りたいかを考えてみましょう。

そして、どんなデメリットがあるかも調べてみましょう。

【コートハウスのメリット】
190517-L-14-768x512.jpg
1.周囲の視線を気にせずに生活できる

2.防犯面が良い

3.固定資産税を抑えることができる

4.子どもを安心して遊ばせられる

5.昼も夜も安心して窓が開けられる

6.風と光を取り込みやすい

7.実際の広さ以上の室内感覚が得られる

1.周囲の視線を気にせずに生活できる

やはり一番のメリットは周囲の視線を気にせずに生活できることではないでしょうか。

土地を大きく取れない住宅事情からは、外からの視線が気になってしまいます。

限られた土地に中庭を作るというと、少し無理があると思われる方も多いと思いますが、実際は土地が狭い人にこそメリットが大きいのです。

中庭に面した大きな窓でも、カーテンを使わずに生活できるため屋外空間も室内と一体感が生まれ、とても広く感じることができます。

2.防犯面が良い

防犯面をみても、中庭は非常に魅力的です。

中庭のある家は、家の外側に窓が少ない傾向があります。

外部からの侵入経路が遮断されているため、防犯性が高まります。

3.固定資産税を抑えることができる

住宅を建てると毎年固定資産税がかかります。固定資産税の算出には、建築時の床面積が大きく関わっています。このことを考えると、床面積に入らない中庭を作ることは、固定資産税を抑えることができる。中庭を作る大きなメリットになるのではないでしょうか。

4.子どもを安心して遊ばせられる

180303-L-62-768x512.jpg
2番目の防犯面が良い点からみても、安心してお庭で遊べます。

小さなお子様がうっかり道路に出てしまう、というようなこともないので親としても安心ですね。

5.昼も夜も安心して窓が開けられる

こちらも2番目の防犯面が良いが関係しています。外に面した大きな窓だと、窓を開けていると外からの侵入が心配になり、窓を閉めて生活している方も多いと思います。

中庭に面した窓なら、夜でも安心して窓を開けることができます。

6.光と風を取り込みやすい

採光量の少ない北向きの敷地でも、住宅の密集地でも、たくさんの光と風を取り込むことができます。

7.実際の広さ以上の室内感覚が得られる

bemine-170720-25-768x512.jpg
こちらは設計にもよりますが、リビングと中庭の高さを揃えてデッキ仕様にすることで、室内と中庭を繋がった空間として感じることができます。

中庭があるだけで、これだけのメリットが得られるというのは、やはり魅力的ですね。

次に、コートハウスのデメリットです。

【コートハウスのデメリット】

1.建築費用が高くなる

2.家の中の動線が長くなる(移動距離が長くなる)

3.窓が大きいため、気密性が下がる

4.床面積が小さくなる

5.中庭に水が溜まりやすい

1.建築費用が高くなる

中庭のある家は、外壁の面積が大きくなるために、建築費用がどうしても高くなる傾向があります。
190517-L-23-768x518.jpg

2.家の中の動線が長くなる

家の真ん中を中庭が遮る形になるので、必然的に動線が長くなります。

家事動線、生活動線、家族の一人一人の行動をしっかり考えることが大切です。

設計段階で、少しでも無駄な動線を減らしましょう。

3.窓が大きいため気密性が下がる

中庭に面した大きな窓から、夏は熱、冬は冷気が入るため、夏暑く冬寒くなりやすい傾向があります。

そこで、PlainHomeでは日照遮蔽を考え、建物の庇の長さを計算して「自然エネルギー」を最大限に活用し、最小限エネルギーで快適に過ごせるように設計しています。
パッシブデザイン-768x389 (1).png


4.床面積が小さくなる

中庭に土地をつかうため、どうしても居住面積が小さくなります。

5.中庭に水が溜まりやすい

中庭は排水経路が限られているため、ゲリラ豪雨や台風などの大雨で水が溜まってしまうことが...。中庭の排水計画はとても重要です。しっかりと、設計担当者に確認しましょう。

中庭のデメリットは設計の方法で改善できることが多いので、気になることは設計担当者と相談して、改善させていきましょう。あとは、改善することで得られるメリットと、建築コストとのバランスを考えましょう。

◎最後に

あなたの絶対に譲れないポイント、これくらいなら大丈夫と思えるポイントを明確にしてみてください。

住み始めてから、「こんなことがあるなんて!」「失敗した!」なんて絶対に思いたくないですよね。

あなたがデメリットと感じる部分を建築のプロに相談して、できるだけ解消していきましょう。

そして最後に残ったデメリットもしっかり理解したうえで、それでも中庭を作る価値があるかをもう一度よく考えてみてください。

あなたなら、どんな家でどんな生活をおくりたいですか?
180914-L-49-768x512.jpg

平田

PageTop